あなたは最近流行りのEMS電極パッドをご存知ですか。
EMSは「ElectricalMuscle Stimulation」の略で、日本語に訳すと「筋電気刺激」と訳せます。
この機械を使うと筋肉に電気的刺激を与えて筋肉を収縮させ、筋トレと同じような効果を得ることができます。
今回はそんなEMS電極パッドを1ヶ月使ってみたので、その感想や使用感などを紹介したいと思います。
EMSの原理
その前に少しEMSについてお話しておきます。人は筋肉を収縮させる際、脳がある筋肉に収縮せよという命令を作り出します。
その命令は電気信号として脊髄を通り、筋肉へと届けられます。その電気信号は筋肉に届くと筋細胞でカルシウムの放出を促し、筋収縮が可能となります。
EMS電極パッドは人の脳のような働きを果たしています。つまり、電極パッドを貼り付けた周辺の筋肉に直接電気刺激を与え、カルシウムの放出を促し、筋収縮させているのです。
脳との違いは、全身に電気を送ることができないことです。脳は全身の筋肉に得意的に電気信号を送り筋肉を収縮させることができますが、EMS電極パッドは電極を貼り付けた部分にしか電気刺激を与えることができないのです。
実際に使用した感想
さて、それでは実際に使ってみた感想なのですが、初めて使った時は少し不思議な感覚になりました。
私が買ったのは主に腹筋を鍛える用のものでしたので、お腹に電極を貼り付けスイッチをつけてみたのですが、勝手にお腹がバクバクと動き始めるのです。まるで第二の心臓を得たような感覚でした。
30分程使っていると少しお腹に疲れが現れました。といっても軽度の疲労感です。刺激が弱いのかと思い、機械が出せる最大の刺激であと30分使用したのですが、感想としては、少し疲れるかな、という感じでした。
効果が出るか疑問に思いながらも1ヶ月続けてみたのですが、EMS電極パッドによって腹筋がバキバキに割れた、という結果にはなりませんでした。実は私は週4程度では筋トレをしてるので、ある程度腹筋が鍛えられているからこうした結果になったのかな、と感じています。
腹筋の筋トレとしてはアブドミナルというマシンを用いたり重りをつけた足を持ち上げたりするトレーニングを行なっているのですが、こうしたトレーニングを行った後の方が、筋肉が疲れます。
EMS電極パッドでは筋トレ以上の効果は望めないでしょう。かといってEMS電極パッドはダメな商品かというとそうではありません。普段トレーニングを行っていない人ならトレーニング効果を得ることができます。実際にそうした論文にも紹介されています。
また、EMS電極パッドを買うことで、トレーニングに対するモチベーションを高め、トレーニングを継続することができます。
注意点ですが、慣れるまでは電気刺激の強さを弱めに設定して行いましょう。また、ペースメーカー等を使用している方は医師と相談の上使用するようにしてください。
まとめ
EMS電極パッドは脳に変わり、機械が筋肉に直接電気刺激を与えて筋肉を収縮させることで筋トレを行う機械です。しかし機械による電気刺激は普段トレーニングをしている人には少し物足りかと思います。
普段トレーニングをしていないがトレーニングを始めたい、トレーニングのモチベーションを高めたいという方にはオススメの商品となっています。
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スポーツ栄養学、運動生理学を専攻する大学院生。筋トレやダイエットに関する情報を科学的な面から発信していきます。
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