
ヘアスタイルと同様に、ルックスが与える印象について、「ヘアカラー」は大きな影響力をもちます。
しかしヘアカラーをしたばかりなのに、なかなか長持ちしない・・・という意見が多いのが特徴的です。
そこで今日は、ヘアカラーの色持ちをよくする方法をご紹介します!
ヘアカラーの色持ちをよくする方法
ヘアカラーが色持ちしない代表例

ヘアカラーをして一週間もしないうちに、こんな色だったかな・・・!?と、そんな経験があれば、もう1度自分のことを振り返りましょう。
ヘアカラーしたはずの髪色とイメージが違う気がするのなら、おそらくいつの間にか「褪色(たいしょく)」した状態になります。
ヘアカラーが色持ちしない理由に、大きく分けて2つのパターンが影響すると考えられます。
1.ヘアカラーについて知識が不足している
まず1つは、ヘアカラーについての知識が不足していることが、褪色の理由になります。
2.カラーリング後のヘアケアの間違い
そして、もう1つが、カラーリングしてからのヘアケアの間違いです。
この2つの代表例から、ごく一般的にヘアカラーが色持ちしない原因を知り、自分のケースに当てはめてみましょう!
ヘアカラーの染め方の基礎知識

美容院などサロンでヘアカラーをするのが、現時点でもっとも褪色を避けられる方法です。
もしセルフケアでカラーリングするのなら、「もともと色持ちがよくない」と覚悟してください。
ごく一般的に市販されるヘアカラーリング剤を使用した場合に、オシャレ染めならヘアカラーの色持ちは「2ヶ月」が目安とされます。
さらに白髪染めになれば、もっとヘアカラーの色持ちは悪いとみられ、1ヶ月程度で染め直しをする目安にしてください。
そしてもう1つ注意したいのは、染める髪色を思い描くより、濃いめを選ぶこと。
染めた時点の着色より、必ず色落ちすることを想定して選ぶことは、カラーリングの色持ちをよくする秘訣になります。
ヘアカラーのメカニズムを知る

ヘアカラーの色持ちをよくするには、ヘアカラーのメカニズムを知ることも必要です。
セルフケアの経験があると分かりやすいと思いますが、だいたい2液を混合させることで、ヘアカラー剤として使用できます。
あれは2液を混ぜ合わせることで、化学反応を引き起こす過程になります。
ヘアカラーの染料とはアルカリ剤になりますが、毛髪を覆うキューティクルを開き、そこから染料を浸透させることで着色する方法になります。
褪色は、髪の表面を覆うキューティクルが開くことで、内側から染料が流れ出てしまうのが原因。
つまりダメージヘアであればキューティクルが開きやすく、そこで染料が流れ出てしまい、無意識のうちに褪色が進んでしまうのです。
結局はキューティクルが開かないようにすることが大切なので、正しいヘアケアの知識を身に付けることが、ヘアカラーの色持ちをよくする方法に直結します。
カラーリング後の色持ちをよくする方法

髪は、うろこ状のキューティクルにより表面は守られます。
このキューティクルは水に濡れると開く性質があり、毛髪に着色するヘアカラー成分が流れやすい原因です。
さらに熱いお湯はキューティクルがはがれやすくなり、タンパク質を失うことでダメージヘアに繋がります。
洗髪するときは、38度くらいのお湯で洗いましょう。
ヘアカラーは熱に弱いので、熱いお湯ではなく38度くらいの少しぬるいくらいで洗った方が色が長持ちします。
<2.スタイリング剤の使用量を減らす>
スタイリングにワックスやスプレーを使用すれば、どうしてもシャンプーで丁寧に洗い落とす必要があります。
一般的なシャンプーは洗浄力が高く、丁寧にシャンプーすれば、開いたキューティクルよりヘアカラーが流れやすい悪循環につながります。
そもそもスタイリング剤の使用は最低限に抑えるのがヘアケアの基本となり、ヘアカラーが褪色しない秘訣です。
<3.乾かし過ぎはNG!>スプレーやワックスはたくさんつけることによってシャンプーで洗い流す回数や時間が長くなることが問題です。特に市販のシャンプーは洗浄力が強いので、何度もシャンプーしたり、時間をかけ過ぎることで髪の色落ちを促進してしまいます。
髪は濡れるとキューティクルが開く性質から、ドライヤーは有効になるので、髪の根元から素早く使用するのがコツ!
ただしドライヤーで乾かし過ぎるのは、要注意。使用は8割程度で抑えると水分量として、髪の潤い効果になり、あとは自然乾燥で充分です。
ドライヤーの使用前にトリートメントなど取り入れることも、頭髪の水分量の調整には有効な方法です。
<4.髪のUVケアをする>しっかり髪を乾かすのはよい習慣に思えますが、乾かし過ぎは髪を痛め、色落ちが進んでしまうので普段から傷まないように意識することが大切です。
紫外線をたっぷり浴びると頭髪もダメージを受けるので、素肌と同様にUVカットのケアは必要です。
紫外線により水分は奪われることでも、ダメージヘアの理由になり、ヘアカラーが褪色しやすい条件につながります。
夏は髪がパサつきやすいのが自然ですから、紫外線ケアを取り入れることも、ヘアカラーを長持ちさせる秘訣です。
肌同様、髪も日傘や帽子でしっかりケアしないと紫外線のダメージでパサパサになり、ヘアカラーの色落ちを促進してしまいます。顔や体だけでなく、髪や頭皮の紫外線対策もしっかり行うようにしましょう。
おわりに
どれも初歩的ですが、基本的なヘアカラーの色持ちをよくする方法になります。
ヘアカラーは正しいヘアケアの継続が、もっとも重要です。
まずシャンプー習慣から見直すなど、基本的なことから確実に取り入れてください。
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