• 
• Tweet

• 
• Tweet

効率的に筋トレするために、プロテインを利用するのがおすすめですよ。

今日は、プロテインについてご紹介したいと思います。

筋トレでプロテインを用いるメリット

筋トレは筋肉を破壊する行為です。筋肉を破壊した後、体は壊れた部分を修復しようとします。筋肉を構成している栄養素はタンパク質です。そのため体が筋肉を修復している間にタンパク質を補うのが望ましいです。

それでは筋トレをしてから肉をたくさん食べればいいか、と考えてしまうかもしれません。それでも筋トレの効果は出るのですが、プロテインを用いた方がより効率的に効果を上げることができるのです。

プロテインはその名の通りタンパク質が凝縮された粉のことです。プロテインを用いるメリットとしては、手軽さが挙げられます。筋トレをした後に肉を食べようとすると調理をする手間がかかりますが、プロテインは水に溶かすだけで飲むことができるのですぐに飲むことができます。

また、プロテインには良質なタンパク質が含まれているというのもプロテインを用いるメリットとして挙げられます。

タンパク質はアミノ酸という単位から構成されているのですが、このアミノ酸には約20の種類があります。アミノ酸は生体内で合成できる必須アミノ酸と合成できない非必須アミノ酸に分けることができるのですが、生体内で合成できない非必須アミノ酸をしっかり補うことが重要なのです。

プロテインには非必須アミノ酸がしっかり含まれており、バランスのいいタンパク質といえます。そのため筋トレにプロテインを用いるのがおすすめです。

さらにプロテインは、種類にもよるのですが、消化吸収しやすい形に加工されているので、飲んですぐに筋肉に原料となるアミノ酸を届けることができます。普通食事をするとタンパク質を消化し、体内に吸収するまで数時間かかります。

しかしプロテインは30分程度で体内に吸収されるので大きなタイムラグが発生せず、飲むタイミングを調節しやすいのです。このことがプロテインを用いる大きなメリットかもしれません。

プロテインを飲むタイミングは？

筋トレをすると、筋トレ終了〜30分までが最も筋肉の合成率が高いという研究結果が出ています。そのため、筋トレ終了から30分以内に筋肉に原料となるアミノ酸を届けられる状態にあるのが望ましいです。

プロテインの消化吸収を考慮すると、プロテインを飲むタイミングとしては筋トレ終了30分前〜筋トレ終了直後となります。

普段の食事も重要

プロテインを飲み始めると、食事は適当に済ましてプロテインでタンパク質をしっかり補えばいいのではと考える人が出てくると思います。しかしプロテインはあくまで栄養補助食材ということを忘れないでください。プロテインを主食にしているといつか健康に害を及ぼすでしょう。

また、高タンパクの食事は体に負担をかけます。というのも、タンパク質を摂取すると人体に有害なアンモニアが一時的に生成するからです。このアンモニアは腎臓で尿素回路という経路を通り尿素となり排出されますが、タンパク質を取りすぎると腎臓への負担が大きくなります。

腎臓病の人はタンパク質の摂取を制限されるほどなので、その負担は無視できないでしょう。

まとめ

筋トレは筋肉を破壊する行為ですが、その後に体は筋肉を修復しようとします。このタイミングでタンパク質を摂取することで効率的に筋トレの効果が現れます。

アミノ酸バランスや消化吸収に優れて手軽に飲めるプロテインを活用することでより効率的に筋トレの効果を高めることができます。

しかしプロテインは栄養補助食品なので、プロテインだけに頼るのではなく、普段の食事も疎かにしないようにしましょう。

• tweet
•