お酒と上手に付き合おう!お酒のQ&A

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何かとお酒のお付き合いも多い男性陣ですが、お酒の疑問って意外と沢山ありませんか?
そこで今回は、お酒のQ&Aをご紹介いたします。

お酒が強い人弱い人の差って?



お酒の強い人弱い人の差は、肝臓で働く酵素の活性が強いか弱いかの差です。
お酒を飲むと、血中のアルコールが肝臓で酵素によって分解され、アセトアルデヒドという物質に変わります。
このアセトアルデヒドを分解する酵素の働きによって、お酒が強いか弱いかに差が付くのです。

・アセトアルデヒド低濃度…ALDH2 
・アセトアルデヒド高濃度…ALDH1


つまりALDH2の活性が強ければ、分解能力が強く、結果お酒が強い人となります。

*アルコールの体質は大きく分けて3つ*

・お酒の強い人…活性型(NN型)
・お酒の弱い人…低活性型(ND型)
・お酒の飲めない人…非活性型(DD型)


この分類は遺伝の為、生まれた時から決まっています。
なんと、白色人種・黒色人種は100%活性型に対し、黄色人種は低活性型・非活性型が約
半数います。そのため、日本人の半数近くはお酒に弱いそう。人種によってアルコール体質に違いがあったのですね。

お酒が全く飲めないという人の中には、分解能力がほとんどない非活性型の人もいるので、お酒を無理やりすすめるのはNGです。

ちなみに、飲んでいる時に顔が赤くなるのも、二日酔いになるのも、このアセトアルデヒドが原因でした。

記憶がなくなる人



記憶には短期記憶長期記憶があります。

お酒を飲み、前頭前野の働きが鈍ると、短期記憶が薄くなり、少し前の記憶が飛んでしまうという事が起きます。
何度も繰り返し同じ話をしたり、お会計が済んだのにまた支払おうとするような行動はこのせいです。

また、長期記憶を送る海馬も、お酒によって働きが鈍ると、翌日に「飲み会の記憶が途中からすっぽり抜けている…」なんてことが起こります。

逆に頭頂葉はお酒には強いので、「記憶がないのに電車に乗って家に辿り着けていた…」といったことが起こります。これがよく耳にする「脳のブラックアウト」です。このブラックアウト、繰り返すと脳の神経細胞が破壊され、深刻な状況を引き起こすことも…。

なんと、アルツハイマー型認知症のリスクも高まるそう。記憶をなくすほど飲むのは、やはりカラダには良くないですし、事故も招く恐れもありますので、お酒は適量をたしなむ程度がBEST。

種類の違うお酒を飲むと悪酔いする?



お酒をちゃんぽんして飲むと悪酔いする」と聞いたことがありませんか?でも、お酒の種類を混ぜて飲んだからといって、悪酔いする訳ではありません。

どのお酒もアルコールの成分は同じです。お酒ちゃんぽんしたせいで悪酔いしたという方は、摂取したアルコールの量が原因で、悪酔いしてしまったのでしょう。お酒によってアルコール度数は異なりますよね。

ですから、種類の違うお酒を飲むと、口当たりも変わりついつい多く飲み過ぎてしまったり、自分で飲んだアルコール量がわからなくなったりするので、その結果、悪酔いしてしまうのでしょう。
*悪酔いを避ける為には…*

空腹時のお酒は、アルコールがカラダに回りやすく、悪酔いのもとです!お酒は、栄養のあるお料理を一緒に食べながら、美味しくいただくと良いでしょう。また、お酒は利尿作用があり脱水状態になりやすく、悪酔いを招いてしまうことがあります。お酒を飲む時は、こまめな水分補給をおススメします。

お酒を楽しむ方へ



・健康の為に週に1~2回休肝日をつくると良いでしょう。
・飲んだ時の運動や入浴は控えましょう。
・お酒と一緒に薬を飲むのはNG。
・一気飲みは急性アルコール中毒のリスク大。絶対にやめましょう。
・大量の飲酒は将来生活習慣病のリスク大。


何より、お酒を美味しく楽しくいただくために、自分の体質を知っておくことが大切です。

美メンズおススメはこれ!


気軽にアルコール体質をチェックできます。簡単なパッチテストなので、すぐ結果を知りたい方におススメです。

お酒をよく飲まれる方は、こちらの検査がおススメです。自分の体質を認識したうえで、健康的にお酒とお付き合いしましょう。

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大森美有
JAMアンチエイジングアドバイザー取得、美容系コラムニスト、「いつも美メンズでいたい!!」そんな美意識の高い男性陣に、アンチエイジングアドバイザー直伝の美容法やお悩み解決法を、たっぷりお届けいたします♡
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