ニオイのキツイ汗は「悪い汗」!? 「いい汗」と「悪い汗」の違いとその対策とは

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汗をかく季節の到来です。汗には「いい汗」と「悪い汗」があるのはご存知ですか?

汗は血液から出来ています。血液から水分(血球を除く血しょう)のみを抽出し、汗腺から排出しています。
では、いい汗と悪い汗にはどのような違いがあるのでしょうか?

いい汗と悪い汗の違い



いい汗…カラダに必要なミネラルや塩分を、排出し過ぎないようろ過された汗

悪い汗…ミネラルや塩分がろ過されず、成分が残ったまま排出された汗 

「いい汗」の特徴
サラサラしている
ベトつかない
雑菌が繁殖しにくい
ニオイが少ない
蒸発しやすいので体温調節がしやすい

「悪い汗」の特徴
ミネラル・塩分を多く含む
ベトつきがある
大粒でダラダラと流れる
雑菌繁殖しやすい
ニオイがある
蒸発しにくいので体温調節がしにくくなり、熱中症を招く恐れも

汗をかくと痩せやすい?



汗をかけば痩せるとよく耳にしますが、単に汗をかけばいいという訳ではなく、いい汗をかくことが、痩せやすい汗に繋がります。悪い汗ばかりをかいていては、太りやすい体質を招く可能性も…脱水の危険も高くなってしまいます。

どうして悪い汗をかくのか?



悪い汗は、汗腺の数の減少が原因。汗腺がうまく機能していないので、マグネシウムやカルシウム、鉄等のミネラルが血中に再吸収されず、体内から失われてしまいます。
悪い汗は、脂肪燃焼の妨げにも…。また、雑菌が繁殖しやすくなる場合もあります。

悪い汗をかく要因は…
・運動不足
・睡眠不足
・自律神経の乱れ
・冷房の影響



急に大量の汗をかいたり、汗の臭いが酷くなった等、病気が潜んでいる場合もあるので、気になる方はクリニックを受診しましょう。

いい汗をかくためには



段、あまり汗をかかない人は、汗腺が衰えてしまいます。ですから、適度な運動で汗腺機能を鍛えましょう。ウォーキング等の有酸素運動は大変有効です。
また、ミネラルを多く含む食品(海藻類・緑黄色野菜等)を、毎日バランスよく摂り入れましょう。ミネラルウォーターは、マグネシウムとカルシウム豊富な硬水を選ぶとよいでしょう。
日常生活では、長時間の冷房は避けたいところです。夏場は冷房のきいた環境にいる機会も多いと思いますが、冷房依存は、汗腺がうまく機能してくれなくなる可能性も大です。また、暑いからと言って、冷たい飲み物の飲みすぎもNGです。
いい汗をかくために、日常生活の見直しから始めてみましょう。

汗腺を鍛える入浴法



汗腺を鍛えるには入浴もオススメのひとつです。
お風呂にお湯を溜め(湯船の温度は暑すぎない40°前後で)入浴剤のかわりに、お酢をコップ1杯加えます。一般的な穀物酢でOKです。(黒酢の場合は半分の量)お酢を入れることにより、汗をかきやすなります。
お酢風呂は、汗腺を鍛えるだけでなく、体臭の予防 美肌 血行促進等、うれしいメリットも!お酢が皮膚に残ってしまったり、臭いが残る場合があるので、上がる時はシャワーで全身を洗い流しましょう。また、入浴前に水分補給を忘れずに!!

汗腺を鍛えて良い汗をかくことで、デトックスにも繋がりますね。

いかがでしたか?夏場は特に汗をかく季節です。悪い汗は臭いも気になりますし、どうせ汗をかくなら、汗腺の機能を鍛えて、いい汗をかきたいですね。

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大森美有
JAMアンチエイジングアドバイザー取得、美容系コラムニスト、「いつも美メンズでいたい!!」そんな美意識の高い男性陣に、アンチエイジングアドバイザー直伝の美容法やお悩み解決法を、たっぷりお届けいたします♡
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